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日本酒を英語で説明しよう!特別なアルコールを外国人に紹介

猪口に注がれる日本酒

私たち日本人にとって特別なアルコール飲料といえば「日本酒」。様々な機会で利用され、私たちの生活や文化と深い関わりのある特別な飲み物ですので、外国人にもうまく紹介したいですね。

ということで、日本酒を英語で説明する際に役立つ表現、および、語句の意味や言い換え、補足情報などについてまとめました。

それでは順に見ていきましょう!


Nihonshu refers to Japanese sake.
(日本酒とは、Japanese sake のことです。)


refer to ~ で「~を表す、~を意味する」という意味で、物事を説明する際によく使われます。

Japanese sake ではなく、単に sake としてもOKです!

 

説明の最初から Japanese sake あるいは sake という英語を使っても問題ありませんが、日本語から説明する場合は、このような表現が使えます。まずは「日本酒」という日本語を英語に置き換えるわけですね。

 

なお、これ以降はすべて、「日本酒」を nihonshu で統一していますが、Japanese sake あるいは sake を使ってもOKです!

 

 


Nihonshu is a traditional Japanese alcoholic beverage made from rice.
(日本酒は米から作られる、伝統的な日本のアルコール飲料です。)


beverage → drink に置き換え可能です。

 

次のように2つに分けてもよいと思います。

Nihonshu is a traditional Japanese alcoholic beverage.
(日本酒は伝統的な日本のアルコール飲料です。)

It’s made by fermenting rice.
(米を発酵させて作られます。)

 

2つ目の文では「~を発酵させる」という意味の ferment という単語を使っています。日本酒の製造方法を説明する上でキーになる単語ですので、この際に覚えておきたいですね。

 

 


Nihonshu contains 15-16% alcohol.
(日本酒のアルコール度数は15~16%です。)


contain は「~を含む」という意味です。

 

以下の表現も同じ意味を表します。

Nihonshu has an alcohol content of 15-16%.

content はここでは「含有量」という意味です。

 

ちなみに、ワインのアルコール度数が10%台前半ですので、日本酒のほうが少し強いです。

ということで、次の文です。

 

 


Nihonshu is a little stronger than wine.
(日本酒はワインよりも(アルコールが)少し強いです。)


a little は「少し」、strong は「(酒などが)強い」という意味です。

 

 


Nihonshu is also called “rice wine”.
(日本酒は「ライスワイン」とも呼ばれます。)


次のように表現することもできます。

Nihonshu is also referred to as “rice wine”.

refer to ○ as △ で「○を△と呼ぶ」という意味になりますが、ここでは〇に当たる nihonshu が主語になったため、受動態になっています。

 

しかし、日本酒はワインとは異なる飲み物ですので、一応補足説明しておきましょう。

Nihonshu is not wine because the production process is different.
(日本酒はワインではありません。なぜなら、製造過程が異なるからです。)

語句の意味は次のとおり。

production「製造、生産」

process「過程」

different「異なる」

 

 


A nihonshu brewery is called a “kuramoto”.
(日本酒の製造元を「蔵元」といいます。)


brewery は「(ビールなどの)醸造所」という意味です。

 

その数も紹介しておきましょう。

There are about 1,500 kuramoto in Japan.
(日本には約1500軒の蔵元があります。)

 

数の多さを強調したいのであれば、

There are as many as 1,500 kuramoto in Japan.
(日本には約1500軒もの数の蔵元があります。)

とすることもできます。

as many as ~ で「~もの数の」という意味です。

 

 


Nihonshu made locally is called “jizake”.
(その地方で作られた日本酒のことを「地酒」といいます。)


locally は「その地方で」という意味です。

 

次のように表現することもできます。

Locally brewed nihonshu is called “jizake”.

brew は「醸造する」という意味ですが、「醸造する場所」が brewery です。先ほど出てきた単語ですね。

 

簡単な補足説明です。

There are many types of jizake around the country.
(全国には様々な地酒があります。)

基本的な<there is[are]構文>ですね。

 

 


The taste of nihonshu varies depending on the type.
(日本酒の味は種類によって異なります。)


vary は「異なる」、depending on ~ は「~次第で」という意味です。

 

vary → differ

depending on → according to

にそれぞれ置き換え可能です。

 

つまり、次のような使い方が可能です。

The price differs according to the quality.
(価格は品質によって異なります。)

日本酒に限ったことではありませんが、価格は品質によって異なります。

 

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Nihonshu is classified into several types depending on how it’s produced.
(日本酒は、製法により、いくつかの種類に分類されます。)


be classified into で「~に分類される」、several は「いくつかの」という意味です。

すぐ上の英文のところで説明しましたが、depending on は according to に置き換え可能です。

 

代表的な日本酒を簡単に紹介しておきましょう。

 

<純米酒>Junmai-shu

Junmai-shu does not contain added alcohol. It has a rich flavor.
(純米酒は添加アルコールを含んでいません。コクのある味わいです。)

add は「~を加える」という意味です。

 

<本醸造酒>Honjozo-shu

Honjozo-shu is made using 60-70 percent polished rice. It has a refreshing taste.
(本醸造酒、60~70%精米した米を使用して作られます。さわやかな味わいです。)

polish は「~を精米する」という意味です。

 

<大吟醸酒>Daiginjo-shu

Daiginjo-shu is made using at least 50 percent polished rice. It has a fruity taste.
(大吟醸酒は、50%以上精米した米を使用して作られます。フルーティーな味わいです。)

 

<吟醸酒>Ginjo-shu

Ginjo-shu is made using 40 percent polished rice. It has a fruity taste.
(吟醸酒は、40%精米した米を使用して作られます。フルーティーな味わいです。)

 

<生酒>Nama-zake

Nama-zake does not undergo heat processing. It deteriorates easily.
(生酒は、熱処理をしていません。劣化しやすいです。)

undergo は「~を経験する、受ける」、deteriorate は「(品質などが)低下する」という意味です。

 

<にごり酒>Nigori-zake

Nigori-zake is cloudy because it contains mash.
(にごり酒は、もろみ成分を含んでいるので、白く濁っています。)

cloudy は「(液体などが)濁った」、mash は「すりつぶしたもの」という意味です。mash はここでは意訳しています。

 

 


You can drink nihonshu either hot or cold.
(日本酒は温めても冷やしても飲むことができます。)


either は「〇それとも△」という意味です。

 

それぞれの条件と呼び方も補足説明しておきましょう。

When it’s heated to around 50℃, nihonshu is called “atsukan”, and when chilled to between 5 and 15℃, it’s called “reishu”.
(日本酒は50℃前後に温めると「熱燗」、5~15℃に冷やすと「冷酒」といいます。)

後半の and when の直後は nihonshu is が省略されています。

 

 


Nihonshu is deeply connected with Japanese people’s lives and culture.
(日本酒は、日本人の生活や文化に、深く関わりがあります。)


deeply は「深く」、be connected with ~ で「~と関連がある」という意味です。

その「関わり」の具体例が、次の文です。

 

 


Nihonshu is not only served with food, but also offered to Shinto deities, or used for various occasions like festivals and wedding ceremonies.
(日本酒は、料理と一緒に提供されるだけでなく、神道の神々に捧げられたり、祭りや結婚式など様々な機会で利用されます。)


語句の意味は次のとおり。

serve「(食事や飲み物を)出す」

offer「提供する」

Shinto「神道」

deity「神」

various「様々な」

occasion「機会」

wedding ceremony「結婚式」

 

一文が長いので、短い文で情報を伝えるのも、一つの方法です。

例えば、次のような感じです。

Nihonshu is used for various occasions.
(日本酒は、様々な機会で利用されます。)

It’s served with food.
(料理と一緒に提供されます。)

It’s offered to Shinto deities.
(神道の神々に捧げられます。)

And it’s served at festivals and wedding ceremonies.
(そして、祭りや結婚式で提供されます。)

 

「概要 → 具体例」という流れになっていて、物事を説明する際に使える一つのパターンです。

長い文では必要だった接続表現が不要になるなど、構文がシンプルになるため、話し手も聞き手も負担が小さくなる、というメリットがあります。

 

 


Nihonshu is regarded as a sacred drink in Shinto rituals.
(日本酒は、神道の儀式では、神聖な飲み物と考えられています。)


語句の意味は次のとおり。

regard 〇 as △「〇を△とみなす」

sacred「神聖な」

ritual「儀式」

regarded → considered、 drink → beverage にそれぞれ置き換え可能です。

 

 


Nihonshu goes well with Japanese dishes like sashimi and oden.
(日本酒は、刺身やおでんなどの日本料理とよく合います。)


go well with ~ で「~とよく合う」という意味です。

日本酒は飲用だけではありません。

ということで、次の文です。

 

 


Nihonshu is also used as seasoning to enhance the taste of food.
(日本酒は、料理の味を良くするための、調味料としても使われます。)


seasoning は「調味料」、enhance は「~を高める」という意味です。

 

 


When it comes to nihonshu, the fresher, the better.
(日本酒に関しては、新鮮なほど、美味しいです。)


when it comes to ~ で「~に関して言えば」という意味です。

 

「the 比較級 S V, the 比較級 S V」の形で、「…すればするほど、…する」という意味になります。

上記の英文をS(主語)とV(動詞)を省略せずに書くと

the fresher (it is), the better (it is)

となります。

 

以下の2つの表現は、慣用的によく使われます。

The more, the better.
(多ければ多いほどよい。)

The sooner, the better.
(早ければ早いほどよい。)

覚えておきたいですね。

 

また、同じアルコール飲料のワインは、古いものほど価値があったりしますので、この違いを補足説明しておきましょう。

Nihonshu does not mature with age, as wine does.
(日本酒は、ワインのように、年を重ねるごとに、熟成することはありません。)

mature は「(ワインやチーズが)熟成する」、with age は「年齢とともに」という意味です。

文末の does は mature を受けています。

 

 


It requires a high level of skill to brew nihonshu.
(日本酒を醸造するには、高い技術が必要です。)


語句の意味は次のとおり。

require「~を必要とする」

skill「技術」

brew「醸造する」

 

ちなみに、日本酒の醸造を行う職人集団、またはその長のことを「杜氏」といいますが、英語では master brewer となります。

 

 


There are quite a few people who cannot drink at all.
(お酒が一滴も飲めない人は少なくありません。)


quite a few は「かなりの数の」、at all は「全く~ない」という意味です。

drink は「~を飲む」という、他動詞としての意味が広く知られていますが、自動詞で「酒を飲む」という意味もあります。

 

 


Please don’t drink too much.
(飲み過ぎないでくださいね。)


基本的な命令文ですね。

 

関連表現を覚えておきましょう。

「お酒に弱い」と言いたい場合、次のような表現が可能です。

I can’t drink much.

I have a low alcohol tolerance.

I can’t hold my drink[liquor].

I’m a light drinker.

I’m a lightweight.(ボクシングのライト級に由来)

 

ちなみに、「酒に酔う」は get drunk が一般的な表現です。

I get drunk easily.
(私はお酒に酔いやすいです。)

「お酒が弱い」ことを表す表現の一つとして覚えておくとよいと思います。

 

「お酒に強い」と言いたい場合、次のような表現が可能です。

I can drink a lot.

I have a high alcohol tolerance.

I can hold my drink[liquor].

 

heavy drinker は「お酒が強い人」というより「大酒飲み」というニュアンスが強くなりますので、注意が必要です。

hold は「(酒に)強い」、tolerance は「耐性」という意味ですので、それらに対して否定する表現や適切な形容詞を使うことで、お酒に強い場合にも弱い場合にも、それぞれ使える単語です。

 

 


Sumo wrestlers celebrate the tournament victories with nihonshu.
(力士は、本場所の優勝に対して、日本酒で祝杯を挙げます。)


sumo wrestler は「(相撲取りの)力士」、celebrate は「~を祝う」という意味です。

 

 


Nihonshu is a special drink for Japanese people.
(日本酒は、日本人にとって特別な飲み物です。)


ですね。

 

 

以上ですが、いかがでしたでしょうか?

日本酒は非常に奥の深い飲み物ですので、紹介できるポイントもたくさんありましたね。

日本酒はアルコール飲料ですが、他のアルコール飲料を説明する際にも使える表現が出てきました。

ここでまとめておきます。

alcoholic beverage[drink]「アルコール飲料」

ferment「~を発酵させる」

strong「(酒などが)強い」

brew「醸造する」

brewery「(ビールなどの)醸造所」

go well with ~「~とよく合う」

seasoning「調味料」

mature「(ワインやチーズが)熟成する」

get drunk「酒に酔う」

 

これらは、ビールやワインを紹介する際にも使えますので、ぜひ参考にしてください!

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