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聞き流すだけで英会話は身につく?妄想は早く卒業しましょう

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聞き流すだけでは効果がない理由

聞き流すだけで英会話ができるようになったら・・・。もしそれが本当なら、英会話をマスターするための方法として理想的ですし、迷うことなく取り組むべきです。

しかし、現実はどうでしょうか?自宅や通勤中に英語のリスニングに励んでいる人が、それだけで話せるようになったという話を私は聞いたことがありません。

音読、シャドーイング、ディクテーション、オーバーラッピング・・・。こうした学習を日々行っていても英語を話せるようにならない人がほとんどです。

ましてや、聞き流すだけで話せるようになるなら、こんなに多くの英語難民はいないと思いませんか?

では「聞き流すだけ」のどこが悪いのか?ここを知っておけば、その後の学習法が変わってきますね。

英語の音声を聞いて効果があるかどうかは「脳の働き」が大きく関係しています。

私たちは学校で文法を学びました。そして、文法にしたがって英文の意味を解釈してきたはずです。これは読む場合はもちろん聞く場合も同じです。

耳から入ってきた英語の音声を文法というルールに基づいて脳が解析することで私たちは意味を取っています。

逆に言いますと、文法がなくては脳が英文を解析することができないため、私たちは意味を取ることができないのです。意味がわからない英語をどれだけ聞いても変化はありません。

こんなことを言うと、

「ネイティブは文法を考えて英語を聞いたり話したりしているんですか?」

こんな反論が聞こえてきそうですね。

ここで考えないといけないのは英語をマスターするための環境です。

私たちが住んでいるのは日本ですので、周りは日本語を話す人ばかりです。英語に接するのは英語を勉強しているときに限られます。人にもよりますが1日たかだか数十分~数時間でしょうか?

たったこれだけの学習で、文法を考えずに日本語のように感覚的に理解するのはほぼ不可能です。可能だとしてもとてつもなく時間がかかってしまいます。

ここで一つ補足しておきますが、ネイティブのように自然に英語をマスターするのはまったく不可能なことではないようです。

ある一定の年齢(10~12歳くらい)までですと、どの言語もネイティブ言語としてマスターすることができるみたいですが、それ以降になるとできなくなるみたいです。

私は言語の専門家ではありませんので詳しいことはわかりませんが、いずれにしましても大人になってしまった私たちにとっては非現実的な話だということです。

であれば、学校で習った文法を基にして英会話の学習をしたほうがよいのではないですか?と言っているのです。聞き流すだけでいつか英語が話せるようになると思っていても、その「いつか」はやってこないのです。

少しでも早く英会話ができるようになりたいのであれば、「聞き流すだけ」妄想から早く卒業したほうがよさそうです。

 

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教材のCMや広告に騙されてはいけない

聞き流すだけでOK・・・こんな謳い文句でCMや広告を出している英会話教材もあるようですね。楽をして英会話がマスターできるなら誰でもそうしたいものです。

しかし、これまで述べてきたように、聞き流すだけで英会話をマスターすることはできません。特殊な環境にいる人は別ですが、それ以外のほとんどの人は不可能です。

実際にその教材を使った人たちの声が紹介されているのを見聞きすると、いかにも効果があるように思ってしまいますが、ここはちょっと冷静になる必要があります。

まず考えないといけないのは、教材を使った人がどの程度でもって「効果があった」と判断しているかです。

例えば、

・教材にあった一つの表現を実際の場面で使うことができた
・覚えた表現と同じ表現をネイティブが使っているのを聞いた
・ネイティブが話す英語を以前より聞き取りやすくなった
・英語に対して苦手意識がなくなった
・英語を学ぶのが楽しくなった

・・・etc.

このような声に対して「効果があった」とみなすこともできなくはありません。

もし、これらがあなたの求めている効果であればその教材を買う価値はあるでしょう。しかし、不自由なく話せるようになることをイメージしているのなら、あなたが求めている教材ではない可能性が高いということです。

また、実践者の声などには、あたかもその教材だけを使ってバイリンガルになったような内容の感想があったりしますが、これも注意が必要です。

すでにある程度英会話ができる人がその教材を使っている可能性や、他の教材や方法を使って学習してきた可能性があるからです。つまり、純粋にその教材だけの効果ではないというケースです。

いずれにしましても、教材を使う人のバックグラウンドは様々ですので、レビューをそのまま信じるのは危険ということですね。

教材のCMや広告を見て興味が湧くのは自然なことですが、少なくともその教材を聞き流すだけでペラペラになるようなことはないということです。

では、こうした「聞き流す教材」は使う価値がないのかというと、そうではありません。使い方次第では十分役に立ってくれます。

例えば、CDの音声を繰り返し聞くことでリスニング力を鍛えることができますし、テキストに載っている表現を覚えることで話せる範囲が広がります。

何よりネイティブが実際に使う表現が扱われていますので、生きた英語に触れるにはもってこいです。

「聞き流す教材」だけで話せるようになるとは思いませんが、話せるようになるための周辺的な能力の向上には役立ちそうです。

すでに教材を購入して失敗したと思っている人は、割り切って使ってみてはいかがでしょうか?

英会話教材はCMや広告が多いですが、その効果をそのまま信じるのはNGだということを覚えておきましょう。

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